一律10万円の特別定額給付金
新型コロナ対策で30万円の生活支援臨時給付金が予定されていましたが、これに替わり、一人あたり一律10万円の特別定額給付金が支給されることになりました。
■特別定額給付金
→ 総務省|特別定額給付金
事業者については、個人事業主で最大100万円、法人で最大200万円が支給される持続化給付金がメインになりますが、こちらの個人向け特別定額給付金についても忘れずに申請しておくようにしましょう。
- 個人向け → 特別定額給付金
- 事業主向け(※個人事業主、法人)→ 持続化給付金
この特別定額給付金の対象者は、令和2年4月27日の時点で住民基本台帳に記録されている方となります。一人あたり10万円のため、家族の人数が多いほど支給される総額は大きくなります。
■特別定額給付金
- 一人あたり一律10万円
- 支給開始は5月上旬あたり
- 銀行振込
- 収入による制限はなし
- 年金生活者や失業保険受給者、生活保護も支給対象
- 趣旨は家計への支援
- 非課税
実施主体は市区町村となっているため、お住まいの地域の市区町村によって支給の開始日は異なりますが、早ければ2020年5月上旬あたりからが予定されています。
特別定額給付金の申請方法
以前の定額給付金の場合、自治体から郵送されてきた申請書に銀行口座番号などを記載して返送したかと思いますが、今回の特別定額給付金についても、おおむね同じような方式になるかと思います。
■郵送申請方式
- 市区町村から受給権者宛てに郵送された申請書に振込先口座を記入し、振込先口座の確認書類と本人確認書類の写しとともに市区町村に郵送
郵送の場合、現在、総務省の方で予定されている様式のPDFにはチェック欄があります。こちらは「希望されない方」のため、誤ってチェックしないようにしましょう。
また、郵送による申請のほか、マイナポータルからもオンライン上で申請することができます。
■オンライン申請方式(マイナンバーカード所持者が利用可能)
- マイナポータルから振込先口座を入力した上で、振込先口座の確認書類をアップロードし、電子申請(電子署名により本人確認を実施し、本人確認書類は不要)
マイナポータルについては、税金の納税状況や年金の情報を確認できるポータルサイト的な位置づけだったかと思いますが、特に何かの目的で利用されている方は少ないかと思います。
オンラインのマイナポータルで申請する場合、アップデートの更新やマイナンバーカードに格納している証明書の有効期限などを確認しておくとよいでしょう。